癌の漢方治療

癌の漢方治療

現代、医療の進歩により癌は早期発見で治せる病気になりました。

現代、医療の進歩により癌は早期発見で治せる病気になりました。
しかし、西洋医学では諦めるしかない症状や、抗がん剤の副作用、再発の不安など、癌で苦しんでいる人がいる事も事実です。

漢方の治療では、心と身体の健康を考えながら、症状や希望に沿った治療を行う事が可能ですので、一度ご相談ください。

漢方での癌治療

癌治療の副作用を軽減

治療による消化器の症状の改善は脾胃虚の改善薬、治療や罹病期間が長くなると気虚になりその改善には補気剤が使われます。

再発の予防

長期的に服用できる補剤を使い、身体の免疫力を高めて、発癌や再発を予防します。

漢方で身体が戦う力を活性化

漢方薬には身体が病魔と闘うための力を強化するものもあります。
NK細胞を活性化する補中益気湯、マクロファージを活性化する十全大補湯が有名です。

癌の漢方治療が注目されている!その理由について詳しく解説

癌の漢方治療が注目されている!その理由について詳しく解説

現代は2人に1人が癌に罹る時代といわれています。身の周りにも癌に罹った家族や知り合いがいるはずです。そのような癌に漢方治療が活かされています。治療効果がみられるケースも多いそうです。癌には放射線治療など西洋医学の治療が主力ですが、漢方を併用することでトータルとして治療効果が増すといわれているのです。今回は癌の漢方治療について解説します。

癌の漢方治療の効果

国立がん研究センターのがん対策情報センターによる推計値(2007年)によりますと、生涯で癌に罹患する確率は、男性:55.7%、女性:41.3%です。まさに、2人に1人が癌に罹る時代です。しかし医学は年々進歩し、とくに癌治療の進歩は著しく、癌患者の5年生存率は急速に改善して男性は58.8%、女性は66.0%まで上昇しています。2人に1人以上が5年以上生きているのです。

生存率が改善している一つの要因として、さまざまな投薬の効果がみられます。そのなかに、癌の再発予防などの効果が期待できる漢方薬も含まれているのです。漢方薬の研究も進み、多くの医師が癌治療に効果が期待できる漢方薬を処方しています。とくに「がんと共生」する術後や治療後の薬として、漢方薬が使用される傾向もみられるのです。次章では、治療現場で使用される漢方薬について紹介します。

癌治療に使用される漢方薬

癌の初期治療は西洋医学の専門領域で、漢方で癌を治療することはありません。漢方治療は抗癌薬治療や放射線治療の合併症の緩和に有効なことが多く、また、化学療法や放射線治療の副作用を軽くする効果もみられます。さらに、漢方薬は手術後や治療後の体力補強や転移・再発予防・癌の現状維持療法などで服用されます。

副作用を軽減する漢方薬

癌治療中は癌細胞を攻撃する治療や投薬のため、正常な細胞によくない影響が出るケースもあります。そのようなときに漢方薬が使用され効果を発揮しているのです。癌治療の化学療法で生じる下痢に対して「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)」や「五苓散(ごれいさん)」に効果がみられます。また、副作用で食欲不振に陥ったときは「六君子湯(りっくんしとう)」で改善効果が期待できます。

その他にも、癌治療で体力低下や胃腸機能の低下・食欲不振・全身倦怠感をおぼえたときには、「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」や「十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)」が処方されます。これらの漢方薬は癌治療で体力が落ちたときに体力を増進させ、副作用が徐々に和らぐことで、抗がん剤治療が継続できるようになるのです。

発癌予防や再発予防の漢方薬

癌の手術や抗癌剤投与、放射線治療などの癌治療は体に大きな負荷が掛かり、肉体的に大きく消耗します。治療が終わっても体力が治療前に戻らない状態になり、漢方では「気虚(ききょ)」といいます。「気」が不足している状態です。そこで、不足している「気」を補う治療として、漢方薬を服用します。

気を補う漢方薬としては「十全大補湯」と「補中益気湯」が代表です。また、とくに食欲不振や胃もたれなど、消化器が弱っている症状が強く現れた場合は、「六君子湯」が使われることもあります。これらの漢方薬を長期的に服用し、体の免疫力を高めて発癌予防や再発予防を心掛けましょう。

抗腫瘍効果を示す漢方薬

抗腫瘍(こうしゅよう)効果が期待できる漢方薬は、癌細胞やウイルス感染細胞などを攻撃するナチュラル・キラー(natural killer; NK)細胞を活性化する、「補中益気湯」が代表です。また、自然免疫において重要な役割を担っているマクロファージを活性化する、「十全大補湯」も使用されます。このような漢方薬は、体が病魔と闘うための力を強化するもので、抗腫瘍効果が期待できるのです。

まとめ

 

2人に1人は罹るといわれる癌の治療で、体全体に元気を取り戻し、抵抗力を高める漢方薬が使用されています。5世紀に日本に取り入れられ、日本で発展した漢方薬は日本人の体質に効果が高い薬剤として、独自の進化を成し遂げました。癌に悩む多くの患者さんが漢方薬を使用し、効果を確認しているのです。

「新川薬品 野嵩店」は、沖縄県宜野湾市野嵩にある創業37年の漢方専門店です。当店はこれまで、癌をはじめさまざまなお客様のお悩みと真正面から向き合い、お客様の身になって相談を受けてまいりました。

その結果、微力ながら皆様のお役に立てたと確信しております。今後もこの姿勢を貫きます。これまで治療効果や症状の改善を諦めていた方や、誰にもいい出せなかったお体の不調や悩みをお持ちの方は、ぜひ、何でも相談できる「新川薬品 野嵩店」へご相談ください。

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