血圧のお悩み

血圧の悩み

血圧の悩みの中でも「高血圧」は日本人に多い悩みです。

血圧の悩みの中でも「高血圧」は日本人に多い悩みです。肩こり、耳鳴り、頭痛、不眠など高血圧に伴う症状も辛いのですが、高血圧は動脈硬化や心筋梗塞にもつながる怖い病気です。
漢方では病気になる前の状態を「未病」と言います。漢方の力で、未病を改善し不安を取り除きましょう!

高血圧の漢方治療

高血圧の原因

高血圧の原因は主にストレスや、食生活と言われています。 まずは、喫煙、肥満、運動不足、塩分やコレステロールなどの生活習慣を見直し、高血圧になりにくい身体を作る事が大切です。

高血圧を漢方で改善

漢方薬での高血圧の治療は、血圧自体を下げるのではなく、血圧を高くしている原因を改善し、血圧を安定させるように働きます。

また、高血圧による様々な随伴症状を抑える効果もありますので、症状の緩和と原因の改善を同時に行う事が出来ます。

血圧の不調は重病の引き金になる!血圧の悩みについて解説

血圧の不調は重病の引き金になる!血圧の悩みについて解説

血管は体全身に張り巡らされ、栄養分を体の隅々まで運ぶ重要な臓器です。そのような血圧の流れを数値化した血圧は、手軽に測定できるだけに気になります。血圧は高くても低くても悩みですが、とくに高い場合は「高血圧」と診断され、注意が必要です。実際に高血圧が原因して引き起こす重篤な病気も多く、血圧の数値は気になるものです。今回は血圧の悩みについて詳しく解説します。

1.そもそも血圧とは

血圧は心臓のポンプ作用で全身へ送り出された血液が、血管の内壁にかかる圧力です。
心臓は収縮して全身に血液を送り出します。そのときに血圧は高くなります。

逆に、心臓が拡張すると、全身から血液が心臓に戻ってきて、血圧は低くなるのです。血圧は、心臓から出る血液の量と血管の硬さで決まります。

1-1.最高血圧と最低血圧

血圧を測るときは、「上○○〇、下〇〇〇」と、血圧計に表示されます。このときの「最高血圧」とは、心臓が血液を送り出すために、心臓を収縮させたときの圧力のことです。最大血圧、最高血圧、収縮期血圧ともいいます。一方、「最低血圧」は、心臓が最も広がったときの圧力のことで最小血圧、最低血圧、拡張期血圧ともいいます。最高血圧と最低血圧を測定することで、血圧が正常値の範囲に収まっているかどうか把握できるのです。

診察室血圧の正常値は、最高血圧が140 mmHg(ミリメートル水銀柱)未満、最低血圧が90 mmHg未満です。一方、家庭血圧の正常値は、最高血圧が135mmHg未満、最低血圧が85mmHg未満になります。一般的に血圧は測定する場所で変わってきます。そのため、家庭血圧は診察室血圧よりも収縮期、拡張期ともに5mmHg程度低めに出るといわれているのです。

血圧の高さや低さは、心臓が1回の収縮で送り出す血液量と、末梢血管内の血液の流れやすさを、掛け合わせで出されます。心臓の拍出量が増え、血管の収縮など血管の抵抗が大きくなると血圧は上がります。

1-2.血圧は変化する

血圧は測定時の条件で変化するものです。血圧は精神状態や身体活動の影響を大きく受け、ドキドキしたり、激しい運動をしたりすると値が上がります。一日のなかでも、朝の目覚めから血圧は上昇し、日中は高めで、夜になると下がり睡眠中が最も低い状態です。また、血圧は季節によっても変動し、一般的に冬季は高く、夏期は低くなりがちです。そのような血圧の悩みといえば高めの血圧「高血圧」です。次章で「高血圧」について解説します。

2.血圧の最大の悩みは高血圧

安静時でも血圧が常に高い状態を高血圧といいます。日本高血圧学会の「ガイドライン2014」では、高血圧は、診察室血圧で収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上と定義しています。収縮期血圧と拡張期血圧の両方、またはいずれか一方が高くても高血圧です。

高血圧は、目立った自覚症状はほとんどなく、「サイレントキラー(静かな殺し屋)」と呼ばれています。そのため、気がつかないまま病態が進行することにより、心筋梗塞や脳卒中を誘発する危険を高めてしまいます。

本来、血管はゴムのように弾力性を持ちますが、高血圧症を発症している患者の血管は、動脈硬化が進行し、弾力性が低下しています。そのため、血液を全身の各部位にスムーズに運べなくなっているのです。

それでも心臓は血液を全身に送り出すため、大きな負荷がかかります。動脈硬化は自覚症状がなく進行するため、知らぬ間に症状が進行し、脳血管疾患・心疾患・腎臓疾患など多くの臓器に障害を引き起こすことがあるのです。

2-1.高血圧の発症原因

高血圧は主に2タイプあります。一つが本態性高血圧で、もう一つが二次性高血圧です。高血圧患者の約9割を占めるのが「本態性高血圧」です。遺伝的な要因や、日々の生活習慣などの環境要因が関係して、発症しているといわれています。本態性高血圧を発症させる原因としては、塩分の過剰摂取・肥満・過剰な飲酒・喫煙・ストレスなど、日常生活のなかで高血圧発症の原因となる、生活習慣や生活環境が多くみられます。

一方、二次性高血圧は他の病気が原因となって、血圧が上昇しているケースです。主に腎臓の働きに関連する疾患が原因するケースも多くみられます。血圧を上昇させるホルモンの過剰分泌を引き起こす、褐色細胞腫(かっしょくさいぼうしゅ)や、甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)、クッシング症候群などが関与して高血圧を引き起こすのです。

2-2.高血圧による合併症

もともと血管壁はゴムのような弾力性を持っています。しかし、高血圧が長期間続くことで血管は常に張りつめた状態になってしまいます。その結果血管が徐々に硬くなり、弾力性を失ってしまうのです。これが動脈硬化です。動脈硬化は全身の血管で起こります。ときには脳出血・脳梗塞・大動脈瘤・心筋梗塞・眼底出血などの大病まで引き起こすのです。

3.血圧の悩みに漢方

高血圧改善のため、積極的に漢方治療を取り入れると、高血圧が改善されるケースもみられます。とくに自律神経機能を整えて血圧を安定させるために、漢方治療が有効です。漢方薬には直接的に血管拡張作用を発揮したり、自律神経を安定させ、降圧作用を働きかけたりするケースがあります。その他にも漢方薬には、血管内皮障害の原因となる活性酸素を除去する作用もあるのです。

また、漢方薬は心身のバランスを整え、若くしなやかな血管を保つために有効に作用します。血圧を下げる西洋薬の降圧剤は優れた働きをしますが、その治療は強力すぎる時や、症状の安定がみられない場合に、漢方薬を使用しましょう。さらに、改善したという自覚症状が得られないケースなどは、西洋薬と漢方薬を併用するか、単独で漢方薬を服用することもおすすめです。

4.まとめ

成人の約3人に1人は血圧が高めという調査があるほど、日本人は高血圧で悩んでいます。降圧剤で下げるだけでなく、体に優しく、体質まで改善する漢方薬治療もおすすめです。高血圧は進行すると脳梗塞や心筋梗塞を発症させる原因になります。血圧が高めの方はそれ以上高くならないうちに漢方で体質改善をしましょう。

沖縄県宜野湾市野嵩にて、創業37年になる「新川薬品 野嵩店」は、血圧のお悩み・自律神経のお悩み・更年期のお悩みなど、さまざまなお客様の悩みと真正面に向き合ってまいりました。そして、微力ながらお客様のお役に立てたとことは幸いです。これからも、治すのを諦めていた症状や、誰にも言い出せなかったお身体の悩みなど、ぜひ新川薬品にご相談ください。

ページ上部へ