こんにちは。
新川薬品 野嵩店です。
新型コロナウイルスが少しずつ減少傾向にあるので、少しホッとしてきましたが、気を抜かずに感染対策を行っていきましょう。
本日も次亜塩素酸水についてですが、経済産業省も本格的に消毒方法として実験・試験を行っていて日に日に注目度が高まってきています。
それに伴って、色々な業者さんが次亜塩素酸水の販売を始めたり、無料配布などもかなり増えてきておりますので注意が必要です。
まず、分かっていただきたいのが「次亜塩素酸水」はどの次亜塩素酸水でも同じではありません。
次亜塩素酸水は、製造方法で大きな差異が生まれてしまいますし、保存方法でも効果が変わってきます。
しかし、商品のパッケージや案内に次亜塩素酸水と記載してあれば購入したり無料で受け取ったりしてしまっているかもしれません。
せっかく効果がある除菌水なのに責任感のない販売方法や無料配布にすごく残念な思いしかありません。
ですので、皆様がご自身で次亜塩素酸水というものを十分に理解してご使用するしかありません。
是非、今回の内容を今後の参考にされてください。
なぜ、当店では200ppm以外に50ppmを提供しているのか!?
当店では、200ppm以外に50ppmの濃度も販売しておりますが、他の業者さんでは200ppm以上の濃度の次亜塩素酸水を水道水で希釈して低い濃度にする方法を推奨しております。
しかし、皆さんもご存知の通り水道水には菌が発生しないように塩素(次亜塩素酸ナトリウム等)が含まれておりますし、その他に不純物も含まれております。
下記の図を見ていただくと分かると思うのですが、水道水のpHが高い場合、せっかく微酸性及び弱酸性に調整しているのに、希釈する水道水の量が多くなる為、水道水のpHに傾いてしまいます。
水道水で希釈してしまうと有効塩素が少なくなり、さらにアルカリ性に傾いてしまうので、人体に優しくない次亜塩素酸水になってしますのです。
また沖縄の水道水はミネラルが多い為、大事な有効塩素の分解を加速させてしまうのです。
このことから、当店では50ppmを生成しており、最適な濃度とpHで噴霧や手指に使用出来るようにしております。
3.5pH以下のpH(ペーハー)に注意してください!
次亜塩素酸水を販売するにあたり、下記の図は必ずと言っていいほど紹介されておりますので、何度もご覧になられていると思いますが、次亜塩素酸水の除菌力はpHによって有効塩素が変わってきます。
それでは、なぜpH3.5(強酸性)の次亜塩素酸水は注意が必要なのでしょうか!?
それは、一つに塩素ガスが発生している可能性が高いからです。よくトイレの掃除で使用されるサンポールのパッケージに「混ぜるな危険」という文字があると思いますが、まさにその「危険」な状態になっている可能性が大です。
二つ目に強酸性の為、肌にはよろしくない可能性があります。
一般に販売されている石鹸やボディーソープに弱酸性の商品はありますが、強酸性の商品を見かけたことありますでしょうか。
恐らく、見たことがないかと思います。
もちろん、pH3.5だと除菌力はあるので物に対して使用するにはギリギリいいとは思いますが、実は、pH3.5の次亜塩素酸水は電解方式で生成された次亜塩素酸水が多いので注意が必要です。
もともと、次亜は不安定な物質なのに加え、電解方式で生成された次亜塩素酸水は安定力がありません。
その為、ご使用になられるころにはpH3.5以下になっている可能性があり、塩素ガス発生のリスクがかなり高まります。
なぜ冒頭で無責任な無料配布をしているのかと記載したのがこの理由です。
配布先が毎日、濃度とpHを測定しているのであればまだいいかもしれませんが、このようなリスクを理解せずに配布している可能性があるのでお気を付けください。
あと、以前からお伝えしておりますが次亜塩素酸水は、とても不安定な物質なので、保存方法には十分に注意されてください。
・日光(紫外線)に当てない
・温度の高いところに保存しない
・あまり振らない
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